この人と、旅をする Hitotabi

ツアー&イベント

イタリア

2023年11月8日(水)~11月16日(木) 9日間

【海外のひとたび】
道ありき道を行く、中部イタリアの旅
~エミリア街道-フラミニア街道
食と歴史と芸術と、聖と俗に触れる~

【旅のコンセプトその1:道ありき道を行く】
紀元前220年に生まれたフラミニア街道。紀元前189~187年に作られたエミリア街道。全ての道はローマに通ずる、という言葉がありますが、まさにその通り、ここイタリアで私たちは21世紀に生きながら、その痕跡を歩いて辿ることが出来る幸運を持ち合わせています。今はアスファルトで覆われた道路でも、その下には幾層もの歴史が。今回の旅では、中部イタリアにスポットを当て、到着地ボローニャからはエミリア街道を下り、マルケ州からはフラミニア街道へと。エトルリア人の通った痕跡にも触れていきながら、旅の終盤はフラミニア街道をローマへと向かいます。

【旅のコンセプトその2:食と歴史と芸術を丸かじり】
イタリアは芸術と食と歴史の国…ありきたりなこのキャッチフレーズ、よく聞きますよね。この旅では、イタリアの土着的な部分をきちんと嚙み砕き、観光大国としてのイタリアを味わうのではなく、皆さん1人1人に郷土料理教室やトリュフ、ワインのお祭りに参加していただくことで、イタリア人のように地元のイタリア人と過ごしてもらう時間や体験型アクティビティを多く作ります。そしてその中にある、食や工芸、芸術の歴史的な深みを、体験を通して感じていただこうと思います。

【旅のコンセプトその3:聖と俗と】
中部イタリアを周遊するとき、エトルリアやローマ期から始まり、中世やルネッサンス期の美術や建築物があちこちにちりばめられているのを見ることができます。街も、村も、芸術品も、私たち日本人には見えにくい信仰というヴェールを被り、崇拝の精神のもとに成り立っていることが、観察していると感じられます。宗教と人、束縛と自由のはざまで生まれた価値観、作品群やまちの佇まいを、2つの芸術の町、アッシジとウルビーノを通して一緒に見つめてみることで、人がなにかを表現する根源にあるものに、触れていただきたいと思います。
(案内人:林由紀子)
中部イタリアに位置するマルケ州は、観光地化が進んでいない土着的な土地です。豊かなアぺニン山脈やなだらかな丘、アドレア海が古き良き暮らしを支えてくれています。エミリアロマーニャ州である古都ボローニャから南下しつつ、映画カリオストロの城の舞台にもなったカリオストロ侯爵のゆかりの地であるサンレオの絶壁を眺め、マルケの食や工芸文化を堪能し、世界遺産ウルビーノでは美術や文化に触れましょう。そして旅の締めくくりは、ウンブリア州にある中部イタリアの聖地アッシジを訪問し、その圧倒的な美しさを堪能していただきます。中部イタリア3州をまたぐ贅沢な時間を、皆さんと楽しめたらと心から願っています。

基本条件

日程
2023年11月8日(水)~11月16日(木) 9日間
定員
8名
発着場所
羽田空港
旅行代金
545,000円*航空券代を含みます
**旅行代金に加えて燃油サーチャージ、空港使用料、税等、約94,000円が必要になります(2023年6月目安/実際のご請求は発券時の料金になります)
早割:2023年6月30日までにお申し込みの方は、-15,000円となります。
案内人
林由紀子

お申し込みはこちら

日程表

11/8:羽田~ボローニャ

食事:朝×、昼×、夕× / ホテル泊

 
フライト時間にあわせてご自身で羽田空港へ(空港到着は11/7夜)
00:05
羽田空港出発、ドバイを経由してボローニャへ
12:40
ボローニャ空港到着、案内人の林さんと合流。
午後
ボローニャの市街地のオステリアで昼食
ホテルチェックイン後はフリータイム。ボローニャの市街地を散策など
11/9:ボローニャ~サンレオ~ウルバーニア

食事:朝○、昼×、夕○ / B&B泊

午前
朝食後、広場の大聖堂を見てマルケ州方面へ南下します(走行時間約2.5時間)
午後
カリオストロ侯爵のゆかりの地サンレオ到着
絶壁の岩に聳えるサンレオで昼食と周囲の散策後、マルケ州北部の小さな町ウルバーニアへ向かいます(走行時間約1時間強)
17:30頃
ウルバーニア到着
今日から5泊、昔の粉挽き小屋を宿にしたB&Bを拠点にマルケで過ごします
この日の夜はB&Bでウェルカムディナーをいただきます
11/10:ウルビーノ

食事:朝○、昼×、夕× / B&B泊

終日
世界遺産であり、画家ラファエロの故郷ウルビーノへ
ドゥカーレ宮殿、ビューポイント、ラファエロの生家、サンジョバンニ祈禱堂など”ウルビーノ”の見どころを巡ります
広場のバールで休憩やお買い物タイムも。昼食はウルビーノの市街地でいただきます
夕暮れのウルビーノを見てから宿へ
夕食は近郊のレストランでいただきます
11/11:アクアラーニャ トリュフ祭

食事:朝○、昼×、夕× / B&B泊

終日
マルケ州のトリュフの聖地”アクアラーニャ”の町でトリュフ祭に参加。各自好きなスタンドでトリュフ料理をつまみます
天気が良ければ、お祭の後は腹ごなしにフラミニア街道沿いのフルロ渓谷へウォーキングしましょう
アペリティフを渓谷沿いにあるバールで(何か食べたい人はここで軽く食べることもできます)
11/12:セッラペトラーナ ワイナリー巡り

食事:朝○、昼×、夕× / B&B泊

終日
朝9時頃出発、南マルケの小さな村、”セッラペトローナ”へ訪問。”アパッシメント”と呼ばれるブドウを干して糖度を上げる工程が公開される村のお祭りに参加。”ヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナ”と呼ばれる3次発酵を経て醸造されるとても珍しいスプマンテを、幾つかのワイナリー巡りをしながら楽しみます
昼食は地元の人気店、ダ・ロレにて自慢のカルボナーラを思いきりほおばりましょう
夕方、宿に戻った戻ったあと、お腹が空いている人がいれば軽食をいただきます(飲んで食べての日なので、夕食時お腹が空かない人が多いです、次の日もトリュフ料理ですので!)
11/13:ウルバーニア 料理教室

食事:朝○、昼○、夕× / B&B泊

午前
宿の女将さんアンナに教わる、郷土料理教室
マルケ州の代表的な手打ちパスタを習って、作った料理をお昼にいただきます
午後
農民の知恵から生まれた、小麦粉とお酢と錆だけで作り顔料で染めたさび染体験
背景となった文化に触れながら、旅の記念に各自で好きな柄を選び、エプロンを染めていただきます(染めた商品は後日郵送)
夕食は地元のオステリアでいただきます
11/14:ウルバーニア~アッシジ

食事:朝○、昼×、夕× / ホテル泊

終日
チェックアウト後、中部イタリアの聖地アッシジへ
アッシジは、聖フランチェスコの出身地でキリスト教の巡礼地としてたくさんの人々が訪れる世界遺産の町です
サンフランチェスコ教会、サンタキアラ教会、サンダミアーノ教会、サンタマリア・デッリ・アンジェリ教会、ポルツンコラ薬局、エレモ・デッリ・カルチェリなどを巡ります
昼食、夕食はアッシジ市街地か近郊でいただきます
11/15:アッシジ~ローマ~日本

食事:朝○、昼×、夕×

終日
チェックアウト後、フラミニア街道でローマへ向けて出発
途中、小さな村に昼食や休憩でで立ち寄ります
夕方
ローマ・フィウミチーノ空港到着、案内人の林さんとお別れ
20:50
ローマ・フィウミチーノ空港出発、ドバイを経由して日本へ
11/16:日本

食事:朝×、昼×、夕×

夕方~夜
羽田空港到着

*機内食は記載していません
*記載している時間は現地時間です

旅行代金に含まれるもの

  • ・日本~ボローニャの往復航空券代
  • ・日程表に記載している食事代
  • ・イタリア国内の車両移動費
  • ・7泊分のホテル宿泊費(ツインルームが基本)
    *参加者同士の男女別の相部屋が基本となります。シングルルームの方は追加料金が発生します
  • ・料理レッスン代
  • ・さび染め体験代
  • ・ガイド代(日本語)

ツアー費用に含まれないもの


ツアー費用に含まれるもの以外。下記はその一部です

  • ・アー費用に含まれない食事代、食料品・飲料類の購入費
  • ・海外旅行保険代
    *海外旅行保険加入ご希望の方はご相談ください

利用航空会社


エミレーツ航空

宿泊予定ホテル


ボローニャ:Hotel Roma または同等ホテル
ウルバーニア:Mulino della Ricavata
アッシジ:Hotel San Rufino または同等ホテル

パスポート


パスポートの有効残存期間がイタリア出国時に90日以上必要

ビザ


観光目的での滞在の場合、90日まで不要

お客さまへのご案内

お申込み方法

WEBの予約フォームからお申し込みください
お申込みを確認後、電話またはメールで、こちらから折り返し確認のご連絡をさせて頂きます。

  • *お申込みは、先着順となります。予約フォームから送信できても、満席となっている場合があります。
  • *予約フォーム送信後に、3営業日以上たってもご連絡がない場合は、何らかのトラブルでお申し込みが届いていない可能性がございます。お手数ですがご連絡ください。

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定員とお申込み期限について

先着8名様にて締め切らせていただきます。
2023/9/8(金)までに4名様の申込みがない場合、ツアーは催行されない場合もあります。

お支払について

お申込み確認後、指定する期日までに申込金50,000円または旅行代金全額をお送りください。
申込金は旅行代金の一部として繰り入れます。
・旅行契約は、当社が旅行代金を受理した時点で成立します。
・契約締結後は、取消料などの対象となります。
・ツアー残金は旅行開始日の1ヶ月前までに残金をお支払いいただきます。
お支払期限にあわせて、請求書をお送りします。

振込先
三菱UFJ銀行 下北沢支店 (普)0363639 カ)ヒトタビ
楽天銀行 第一営業支店 (普)7850490 カ)ヒトタビ
  • *振込手数料はお客様にてご負担ください。
旅行企画・実施

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マルケ州全般

林由紀子
イタリアはファエンツアの国立美術陶芸学校卒業後、現代美術の分野で長く仕事をしつつ、イタリア独特の芸術、食、土着文化の深い繋がりに惹かれ記事を書き始める。地元マルケ州や中部イタリアの生産者や職人との人脈を活かして、体験型の滞在をコーディネートすることで“現地の人々と旅人を繋ぎ、土着的なイタリアを見てもらう”旅を提案すべく消えつつある知識の収集に邁進中。現地コーディネートサービス<ラファエロの丘から>主宰、食文化アソシエーション<マッカローニ(Mac Caroni)>創立メンバー