この人と、旅をする Hitotabi

ツアー&イベント

新宿御苑前、横浜関内

2014年7月10日(木)、7月12日(土)

【終了】
「リアル火星ごっこ」
ツアー説明会&トークイベント

夢をかたちにするのは、いつだってひとの力です。宇宙が研究者や科学者たちだけのものだったら、なんか面白くないし、宇宙っぽくないと僕は思います。テクノロジーが今よりも劣る大昔のひとたちの方が、僕らよりもっともっと宇宙を身近に感じていたと思います。もっと自由に、もっと本気に、宇宙を感じてみませんか?
日本火星協会が、本気の『火星ごっこ』に挑戦する6人の隊員を募集します。アメリカのユタ州にある砂漠環境は、火星の環境にとてもよく似ていることから「地球にある火星」ともいわれます。2001年からこの場所に『MDRS(Mars Deseart Research Station)』という火星基地のプロトタイプが建設され、有人火星探査のトライアルや宇宙飛行士の訓練の拠点として活用されています。

今回ひとたびさんとタッグを組んで、日本火星協会の監修のもと、MDRS 2014−2015 Field Seasonに「Team NIPPON Hitotabi」を結成して参加します。隊のコマンダー(隊長)は僕が務め、残る5名のミッションスペシャリスト(隊員)を広く一般の方々から集める計画です。2週間の『リアル火星ごっこ』。みなさんも宇宙の夢に本気になってみませんか?

「リアル火星ごっこ」の旅の実現に向けて、日本火星協会のフィールドマネージャーの村上祐資さんのお話を聞く会です。
>>MDRS Mars Desert Research Station
*アメリカ・ユタ州の火星基地と、疑似体験の様子の写真がたくさん掲載されています。

開催案内

開催日時
2014年7月10 日(木)19:30~22:30頃(19:00受付開始)
2014年7月12日(土)17:30~20:30頃(17:00受付開始)
会場、定員
7/10:新宿御苑前駅「らくだば」 定員約20名 *満席
7/12:横浜関内駅「Mirai」 定員約30名
参加費
4,000円(1ドリンク、食事つき/消費税込、当日支払い)
スピーカー
村上祐資さん(極地建築家/日本火星協会フィールドマネージャー)
WEBサイト:http://www.fieldnote.net/
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トーク概要
『極地の暮らしかた。明日の作りかた。』
およそ100年前、私たち人類は地球最後の未踏の大地である『南極大陸』に進出しました。南極大陸横断を目指した探検家アーネスト・シャクルトンのこの短い隊員募集広告に対し、約5千名もの男たちが名乗りを挙げたのです。

「求む男子。至難の旅。 僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。」──アーネスト・シャクルトン

そして100年が経ち、かつて生還の保証の無かった旅は、必ずや生きて戻らなければならない旅となりました。ようやく地球最果ての地にも、ありふれた日常の暮らしが訪れ、今日も南極大陸のどこかで、私たちと同じ人類がいつもと同じ日を迎えています。

「明日の始まりが、今日の終わりと同じとは限らない。」そういう極地という場所で、明日という「ふつうの日」を作るために大事なこと。あるいは、厳しい環境のなかで培われてきた「美しい暮らしかた」。一緒に「火星の明日」を考えてみませんか?

会場詳細

7/10(木)関西酒場 らくだば 新宿御苑
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-16 第2得丸ビル1F
TEL・FAX:03-6457-4500
地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅 徒歩4分
http://www.rakudaba.com/

7/12(土)BAR de 南極料理人「Mirai」
〒231-0041 横浜市中区吉田町2-7 VALS吉田町 B1F
TEL:045-326-6475
横浜市営地下鉄、JR関内駅 徒歩3分
http://www.travelbar-mirai.com/

お申込み方法

WEBの予約フォーム(下記予約する)からお申し込みください。
お申込みを確認後、電話またはメールで、こちらから折り返し確認のご連絡をさせて頂きます。
*WEBの予約フォームからのお申込みができない場合には、お知らせください。

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7/10は満席となりました

企画・実施会社

(株)ひとたび
〒155-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-7-10 えびす第3ビル9F
TEL:03-5784-3982 E-mail:info@hitotabi.co.jp

極地建築家

村上 祐資
1978年生まれ。南極やヒマラヤなど、極地とよばれる厳しい環境にある美しい暮らし方を探すために、様々な極地の生活を踏査してきた極地建築家。
2008年に第50次日本南極地域観測隊に越冬隊員として参加し、日本の南極観測基地である昭和基地で15ヶ月間にわたりミッションスペシャリストとして地球物理観測に従事。
2013年に The Mars Society が計画を発表した長期の模擬火星実験 Mars160では、三年間にわたる選考を経て副隊長に選ばれ、2017年に地球にある二つの模擬火星環境、米ユタ州ウェイネ砂漠のMDRS基地および北極圏デヴォン島のFMARS基地で、計160日間の実験生活を完遂した。続く2018年のMDRS Crew191 TEAM ASIAでは隊長を務めた。これまでに積み重ねてきた極地での生活経験は1000日を越え、人間が生きることと建築の係わりをひも解く“Inter-Survival”をテーマにした活動は、ワークショップやインスタレーション、執筆活動など多岐にわたる。
特定非営利活動法人フィールドアシスタント代表。公益財団社団法人日本極地研究振興会理事。JAXA「Space Food A」イニシアチブ参画メンバー。POLEWARDSアンバサダー。