この人と、旅をする Hitotabi

旅の報告

島のひとたび
海と、森と、満月のマングローブカヌー
2014年8月9日~12日

2014年08月14日

Category:国内の旅

ひとたび×アマニコの奄美大島の旅は、台風11号の影響で、行けるかどうかもわからない状況でしたが、全員が無事に奄美大島で集合。それだけでも嬉しいスタートでした。

鶏飯の昼食の後、奄美北部の太平洋と東シナ海が見える絶景ポイントへ行った後、ガイドのシュンくんの祖母のタダエばーちゃんの家へ。最初に歌ってくれた「朝花節」には、神様のお引き合わせで出会えました・・というような意味の歌詞があるとのこと。いつもギリギリでしたが、すべていい方向に進み、人も天気も自然も、まさにこの歌詞のような導かれたような縁で出会えた旅だったと感じています。

2日目の午前中は、マングローブカヌー。潮が引くと、マングローブの中を歩くことができます。裸足になって、前進するカニや、土の中に潜るカニなどを観察しながらのお散歩。夏休みだなあと感じました。午後は奄美の森へ。滝壺に飛び込んだり、原生林の中を歩いたりと、盛りだくさん。車の中はぐっすりお休みタイム。この日は就寝が早かった・・・

3日目の昼は、朝から降ったりやんだりの天気。そんな天気にも関わらず、シーカヤックとスノーケルを楽しみ、夜に備えてカフェでのんびりタイム。あわただしくなく、穏やかな時間が過ぎました。そして、夜のマングローブカヌー。いつもにぎやかだったメンバーの口数も少なくなり、自然の音に耳をすませながら、ゆっくりとカヌーを漕ぎます。予定時間を過ぎたころ、月にかかった雲が晴れて、明るい満月が僕達を照らしてくれました。

陸に上がったあと、シュンくんが「とうとがなし」という言葉を教えてくれました。ありがとうの最上級の言葉だそうです。 みんなで手をつなぎ、輪になり、声を合わせた「とうとがなし」、背筋がぞくっとしました。心が震えたんだと思います。そして、その興奮のまま居酒屋で民謡を聞き、深夜3時まで続いたビーチでの宴。みんなの言葉を、シュンくんの言葉を、酔った頭で噛みしめていました。奄美の自然に触れ、人の温かさに触れた旅でした。ガイドのシュンくんとケンちゃんのおかげで、僕達は奄美のことが大好きになりました。

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