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東京・西新宿

2017年5月22日(月)

終了【イベント】
村上祐資、MARS160を語る
~北極圏デボン島出発前トーク~

「宇宙という世界がこのところ、科学者たちのモノになってしまったように感じています。大昔の僕たちは、宇宙船も、宇宙についてのなんの知識も持たずに夜空を眺めていました。前半の米ユタ州での80日間の実験生活を終えて、これから北極での後半の80日の火星生活が始まります。Mars 160の大きな目的は、有人火星探査研究分野へ科学的に貢献することですが、同時に「人間のちからとは何か」そんなことを僕らに気づかせてくれるミッションでもあります。非日常としてではなく、日常の宇宙。ぜひ多く皆さんにMars160を知っていただき、また応援いただけたら嬉しいです。」(村上祐資)

「村上祐資さんとお会いするのは今回で三度目になります。
彼は何を思考し、行動しているのか。彼は何を哲学し、未来を見据えているのか。彼は何をいま感じているのか。「宇宙」「火星」「極地」「建築」など、さまざまなキーワードがありますが、対話を通じて村上祐資という「人間」をひもときたいと思います。」(インタビュアー礒貝日月)
米国の有人火星探査研究をリードするThe Mars Societyが主宰するMars160ですが、その運営には莫大な資金が必要で、北極圏にあるデボン島までの人員の渡航費や燃料や食料などの輸送費は高額なため、各クルーたちは可能な限り各自の渡航費用を自国内で募ることが推奨されています。そのため今回のトークイベントでは、一部の運営費を除き、村上さんのミッション活動費を投げ銭という形で募らせていただきます。

>Mars 160
は、2年間で合計約160日間の火星生活をシミュレーションするプロジェクト。村上祐資さんはチームの唯一の日本人で副隊長として参加しています。2016年9月から前半80日間はアメリカ・ユタ州の砂漠で行われ、2017年夏季の後半80日間は北極圏デボン島で行われます。6月中旬のデボン島出発を前に、Mars 160を語ります。
http://mars160.marssociety.org/

>村上祐資(yahooニュース)
https://news.yahoo.co.jp/feature/553

*写真は、アメリカ・ユタ州のMARS160(2016年9~12月)の様子です。

開催案内

開催日時
2017年5月22日(月)
トーク:19:30~20:45(19:00受付開始)
懇親会:21:00~22:00
会場
株式会社フォトクリエイト セミナールーム(地図は下記参照)
定員
70名
参加費
投げ銭形式(運営費として500円)
懇親会:1,000円(軽食、ドリンク)*差し入れ大歓迎!
スピーカー
村上祐資(むらかみゆうすけ)
極地建築家。第50次日本南極地域観測隊(2008-10)に越冬隊員として参加し、日本の南極観測基地・昭和基地で15ヶ月間にわたりミッションスペシャリストとして地球物理観測に従事。The Mars Societyが運営する米ユタ州のMars Desert Research Stationでは、Crew144国際選抜隊(2014)の一員として有人火星探査訓練を積み、副隊長として「Mars160(2016-17)」の正規クルーに選ばれる。
インタビュアー
礒貝日月(いそがいひづき)
1980年生まれ。清水弘文堂書房代表取締役。
幼少期から先住民イヌイットと関わりをもつ。カナダ北極圏に位置するヌナブト準州を7回彷徨し、イヌイットと時間を過ごす。北極について探求したサイト「北極圏人会」主宰。
著書に、『ヌナブト イヌイットの国その日その日 テーマ探しの旅』、『蒼いお尻のぼくときみ。 カナダ極北のイヌイット 内なる心の旅』、編著に『北の国へ!!-NUNAVUT HANDBOOK』がある。「2003年度/第3回カナダ・メディア賞」大賞を受賞。
清水弘文堂書房
北極圏人会Webサイト
協力
株式会社フォトクリエイト

会場案内

株式会社フォトクリエイト セミナールーム
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-16-6 タツミビル3F
■JR新宿駅より 動く歩道を使って徒歩 約15分
■都営大江戸線  西新宿5丁目駅、都庁前駅 各駅より徒歩5分
■JR渋谷駅より 京王バス 新宿西口行  約20分(十二社池の下バス停下車)

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極地建築家

村上 祐資
1978年生まれ。南極やヒマラヤなど、極地とよばれる厳しい環境にある美しい暮らし方を探すために、様々な極地の生活を踏査してきた極地建築家。
2008年に第50次日本南極地域観測隊に越冬隊員として参加し、日本の南極観測基地である昭和基地で15ヶ月間にわたりミッションスペシャリストとして地球物理観測に従事。
2013年に The Mars Society が計画を発表した長期の模擬火星実験 Mars160では、三年間にわたる選考を経て副隊長に選ばれ、2017年に地球にある二つの模擬火星環境、米ユタ州ウェイネ砂漠のMDRS基地および北極圏デヴォン島のFMARS基地で、計160日間の実験生活を完遂した。続く2018年のMDRS Crew191 TEAM ASIAでは隊長を務めた。これまでに積み重ねてきた極地での生活経験は1000日を越え、人間が生きることと建築の係わりをひも解く“Inter-Survival”をテーマにした活動は、ワークショップやインスタレーション、執筆活動など多岐にわたる。
特定非営利活動法人フィールドアシスタント代表。公益財団社団法人日本極地研究振興会理事。JAXA「Space Food A」イニシアチブ参画メンバー。POLEWARDSアンバサダー。